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過去も未来も無い、意識すべきはただこの現在の瞬間のみ
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star.jpeg

何だかんだで昔からスタバのスコーンが好きなんですが。
チョコレートとシナモンのやつ。(後者は今は取り扱っていないが定期的に復活している)
それ以外のシーズナルは毎度毎度不味いですが。
スタバに居座るときはドリップと一緒に必ずと言っていい程買ってしまう。

ところで普段はあまり言わないのだが...........

いつも思うんですけど明らかに数年前に比べて小さくなったような。
(値段が上がったのは言うに及ばず)

◆◆◆

pic_moscow.jpg

本日は渋谷のBunkamuraで開催されているロシア・アヴァンギャルド展に行って来ました。
「ロシア・アヴァンギャルド」とは19世紀末~1930年代前半頃までの要はロシア全体が非常にヒリヒリとした空気に包まれていた時代(行き詰まった帝政が倒され、ソビエト連邦が誕生した時代)に展開された絵画・映画・演劇など一連の芸術運動の事を幅広く言う。
その為時代背景を初めとして 「革命」 「解体」 といったものが作品を理解する上での重要なキーワードになってくる訳ですが  それは取り合えず置いておく事に。
この一大ムーブメントはスターリン時代に入り社会主義リアリズムの台頭と共に排斥され、消滅していくことになる。

intro_pic6.jpg

ザ・ミュージアム内の展覧会ということでそれ程密度の濃いものを期待していた訳ではないですがロシア・アヴァンギャルドに属する画家達の作品をこれだけ一同に見れることは国内では中々無い機会なので(ゴンチャローヴァ、ラリオーノフ、レントゥーロフ、ブルリューク、エクステルの作品なんて中々お目にかかれない)取り合えず足を運んでみた。

印象としては.........
展示品以前に作品・時代解説にかなり問題があるように感じた。

必要最低限のことしか解説されておらず、「キュビスム」 「未来派」 「フォーヴィスム」 「ダダ」 と言った美術史のキーワードに免疫がない人は流れが飲み込めなかったんじゃなかろうか。(音声ガイドの内容はどうであったか知らないですが)
ロシア・アヴァンギャルドも抽象芸術の流れを汲んだ運動なのでそれらの知識が鑑賞する上でかじり程度でも必要になってくるのは必然で確かにそれくらいの予備知識は欲しいところなのだが.......

「シュプレマティスム」 「構成主義」 等についてもカテゴリ分けはなされていたけども全体的にかなりアバウトな纏め方がなされていたように思う。
そこまで規模が大きい展覧会と言うわけでも無いので色々と求めるのは間違っているのかもしれないが「ロシア・アヴァンギャルド」の流れを一般に紹介するコンセプトの展覧会としては全体的に構成に難があるように感じた。

個人的にもこの内容・規模(少し食べこぼしてきな感じ)であればマレーヴィチの作品にもっと的を絞って欲しかったかも。


◆本日の一枚

c901bc8b.jpg

Massive Attack  「Blue Lines」
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