[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ようつべでPuffyのPVを懐かしくて色々見てたら何か曲が頭にへばり付いてしまって本読んでても勉強作業してても鬱陶しいぐらい脳内再生されてて離れない。
「アジアの純真」なんてほんと何年前だ?小学校の時にクラスの皆で歌った記憶があるんですが。
しかしこの人たちも今改めてみてみると当時は実に計算されつくした上で巧みにパッケージされ、「商品」としてレコード会社から売り出されたアイドルだったんだなと思うばかりである。
今でも一部でカルトな人気を保っていますが一発屋で消えなかったのはやはり幸運にも奥田民生のような自分の尻の下にしこうとしなかった良心的なプロデューサーが付いたことに起因しているのではないか。
アイドルって結局は現代消費社会の象徴の一つじゃないですか。本人が意思を失ってプロデューサー・レコード会社の「食い物」になった時点で「ミュージシャン」としては終わりなんですよ。
既にアイドルなんて呼べる年齢ではないにもかかわらずマドンナが今でも第一線で活躍し得ている例から見てもそれはわかる。
さて....... 今日も眠れない夜だ。
◆◆
カンボジアという国はインドシナの周りの国と基本的に仲が悪い。と、言うか敵意剥き出しというべきか。
まあ歴史的背景を考えればカンボジアの近代史といえばタイやベトナムといった大国の狭間で領土を侵食され、苛められ尽くした惨めな歴史であるし仕方が無い事でもある。
数日前に起こったタイ、カンボジアの国境地帯での武力衝突。
未だに両国間の軍部で協議が続けられている模様ですがやはり国境に存在するクメール遺跡の「取り合い」が背景にある様子。
そう言えば何年か前にタイの女優が「アンコールワットは私達のもの。返して欲しい」と発言したとカンボジアメディアが報道。カンボジア国内で暴動が発生するという事件もあったが。(結局はカンボジアメディアのまったくの誤報であった)
しかしこの国がかつてタイの支配の影響下にあったことは事実。
アンコール遺跡群が点在するシェムリアップ周辺の地方も元はと言えばチャクリ朝のチュラロンコン大王(ラーマ五世)がタイの植民地化を防ぐ為にラオスと共に「とかげのしっぽ」的感覚でフランスに割譲した領土がベースとなっている。
それが現在にも続く曖昧な国境問題にも繋がっている訳ですが。
しかしカンボジア人も内心たまらないだろうね。
カンボジア人、即ちクメール人といえば一時期はインドシナのほぼ全域を支配下に収める大帝国を築いていたたというのに今じゃ見る影も無い小国となってしまっている。
アンコールワット、アンコールトム、タ・プロームを初めとする壮大な仏教・ヒンドゥー遺跡群も元はクメール帝国の帝都である「アンコール」という一つの巨大な都市の一部であった訳だが15世紀にシャム(現在のタイ)の軍隊に都を攻略され、ジャングルに埋もれていく末路になった訳で。
シャムも元々はアンコール帝国の属国でクメール人からみればタイ人なんていうのは北から南下してきた田舎者に過ぎなかった訳ですが。
文明の黄昏とでも言うべきかな?こういう「堕ちた国」というものを見ていると海に囲まれた日本の他民族に国土を蹂躙された事が無い歴史が相対的に見ていかに平和であったかが見えてくる。
て、言うかこの国に大規模な石造の市壁を築く文化が芽生えなかったことからもわかることだが。
そういえばタイに行った時に中国系タイ人のお姉さんの案内でバンコクのワット・プラ・ケオ(タイの王室寺院)を見学しているときに境内にアンコール・ワットのミニチュアが作られていたのを見たのを今でも鮮明に覚えているのだが。
タイ人も心の底では自らが駆逐したクメール文化に対するコンプレックスがあるんじゃないのか?と少し思ってしまった。
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |