過去も未来も無い、意識すべきはただこの現在の瞬間のみ
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焼肉屋のバイトの女の子が眼帯付けてて萌えました|ω・`)
冒頭から爆弾発言だ。
更に言えば
オーダーしたカルビクッパを「凄く辛くして下さい」って言ったらオーダー確認のときに
「カルビクッパ超激辛で」
とか言ってくれました。反応したよこれは。
<そういう時ない.......?>
◆◆◆
最近見た映画

TAN DE REPENTE
「ある日、突然」
2002年 アルゼンチン
「ねえ、ファックしよう」
と、 『突然』 レズのカップル、マオとレーニンにナンパされ、拒絶したかと思えばナイフで脅され拉致られる嵌めになった肥満体のマルシア。
タクシーを強奪し海に向かう事から三人の不思議なロードムービーが始まる。
自由奔放な二人に振り回される中で平凡な普段の生活の中では他人に吐き出す事が出来なかった心の傷が剥き出しになっていくマルシア。
一方でマオとレーニンにも『突然』な出来事が降りかかってくる。
ヴェンダースっぽいと聞いていたんですが作風そのものはモロに50、60'sヌーヴェルヴァーグを意識した作り。
モノクロ画面、少し不鮮明な映像、クローズアップ等。冒頭からその傾向がクドイと言うか露骨過ぎてオジナリティはあまり感じなかった。
映像以外、ストーリーそのものに関してもどこかで見たような展開・筋立て。
でも白黒を生かした印象的なカット、シーンは多々有り。
心に深く残ると言うほどでもないがスカッとしたカタルシスを覚える。自分にはそんなタイプの映画。
なんだかんだ
印象に残るは
「ねえ、ファックしよう」

TOMBES DU CIEL
「パリ空港の人々」
1993年 フランス
主演はジャン・ロシュフォール。
パスポートを盗まれてしまった為に空港から出る事が出来なくなってしまったアルチェロ。
本人の確認が取れない為に已む無く空港のトランジット・ゾーンに住み込む嵌めになるがそこには父親を待ち続ける黒人の少年や自称世界を渡り歩いた元傭兵、国外退去処分となったラテン系の女性、不明の言語を喋る国籍不詳のアフリカ人など奇妙な人々が住み着いていた。
自給自足を送る彼等とアルチェロの奇妙な交流の日々、いつまでも空港から出て来ない夫にヒステリーになる妻とのトラブルをほのぼのとしたタッチで淡々と描いていく作品。
明確な行く先を持つ人々が日々行き交う空港。一方で行く先も帰る場所も無く自身が誰かも証明する術を持たない空港に住まう彼等。
国籍の無い空間に住まう国籍の無い彼らは「そこ」から出る事は出来ず、ボーダーラインが無いはずなのに事実上自由でない。
彼等の微笑ましくも物悲しい姿からは国家・人間・人が帰着すべき共同体、およびその関連について見ていてふと考えてしまったり。
本国送還が決まった黒人の少年ゾラを励ます為にアルチェロは卓上に小さなパリを再現。
そしてその夜、共同体の皆を引き連れてパリの夜景を見るために空港を脱走する。
登場人物たちが思い思いに夜景を眺めるこのシーン、個人的に共感すところもあって少し切なくなってしまったが。
爺も脱走したい|ω・`) 可能性なんてものは求めてはいないが。
しかしこの映画、全体的に不透明なところも多く特にラストシーンは「?」ってなってしまったのも事実だったりする。
ところでスピルバーグの「ターミナル」の原案になったというのは本当だろうか?

MAGNOLIA
「マグノリア」
1999年
これは有名か。
映画史に残る名作とは思わないが個人的に90年代映画の中でも十指に入るくらい好きな作品。
トム・クルーズ、ジュリアン・ムーアが目立つが脇にもなかなか味のある俳優が揃えられている。
久々に見たわけですが何を隠そう、このDVDを何故かまだ持っていない|ω・`)
余談ですがお香の香りではマグノリアが一番好きな著者。
三時間に渡り、多くの登場人物達の多くのドラマが織り成す群像劇。
自身の最後を目前に息子に会う事を望む金持ちの大プロデューサー、彼に対して負い目を感じるその妻、そして看護人。父親と確執のあるセックスマシーンな息子、ガンの長寿人気テレビ番組司会者、彼を恨む娘、彼女に恋する警官、かつて番組に出演した落ちぶれたゲイの元天才少年。周りの大人たちにいいように扱われる天才少年。
偶然は重なり、何処かに欠陥のあるダメ人間達のボロボロな人生が物語が進むにつれて一つの糸に繋がっていく。
画面に引き込まれていくこの演出、そしてそんな人生に苦悩しつつ懸命に生きるキャラクター達に対する愛情ある描写。
そしてラストの締めに「こんな事もあり得る」なんていってあのシュールな神展開を持ってくるか.......
こういう強烈なカウンターが内包された半ば暴走してる映画って最近はほんとないですね。
人によって意見は色々かもしれないけど自分はこういうの好き。
EDクレジットのAimee Mannの「Save Me」もいいですね。(これも一時期スタバでよく流れてたよな....)
ところで監督のP・T・アンダーソン、相変わらず寡作だがどうしたんだ?
冒頭から爆弾発言だ。
更に言えば
オーダーしたカルビクッパを「凄く辛くして下さい」って言ったらオーダー確認のときに
「カルビクッパ超激辛で」
とか言ってくれました。反応したよこれは。
<そういう時ない.......?>
◆◆◆
最近見た映画
TAN DE REPENTE
「ある日、突然」
2002年 アルゼンチン
「ねえ、ファックしよう」
と、 『突然』 レズのカップル、マオとレーニンにナンパされ、拒絶したかと思えばナイフで脅され拉致られる嵌めになった肥満体のマルシア。
タクシーを強奪し海に向かう事から三人の不思議なロードムービーが始まる。
自由奔放な二人に振り回される中で平凡な普段の生活の中では他人に吐き出す事が出来なかった心の傷が剥き出しになっていくマルシア。
一方でマオとレーニンにも『突然』な出来事が降りかかってくる。
ヴェンダースっぽいと聞いていたんですが作風そのものはモロに50、60'sヌーヴェルヴァーグを意識した作り。
モノクロ画面、少し不鮮明な映像、クローズアップ等。冒頭からその傾向がクドイと言うか露骨過ぎてオジナリティはあまり感じなかった。
映像以外、ストーリーそのものに関してもどこかで見たような展開・筋立て。
でも白黒を生かした印象的なカット、シーンは多々有り。
心に深く残ると言うほどでもないがスカッとしたカタルシスを覚える。自分にはそんなタイプの映画。
なんだかんだ
印象に残るは
「ねえ、ファックしよう」
TOMBES DU CIEL
「パリ空港の人々」
1993年 フランス
主演はジャン・ロシュフォール。
パスポートを盗まれてしまった為に空港から出る事が出来なくなってしまったアルチェロ。
本人の確認が取れない為に已む無く空港のトランジット・ゾーンに住み込む嵌めになるがそこには父親を待ち続ける黒人の少年や自称世界を渡り歩いた元傭兵、国外退去処分となったラテン系の女性、不明の言語を喋る国籍不詳のアフリカ人など奇妙な人々が住み着いていた。
自給自足を送る彼等とアルチェロの奇妙な交流の日々、いつまでも空港から出て来ない夫にヒステリーになる妻とのトラブルをほのぼのとしたタッチで淡々と描いていく作品。
明確な行く先を持つ人々が日々行き交う空港。一方で行く先も帰る場所も無く自身が誰かも証明する術を持たない空港に住まう彼等。
国籍の無い空間に住まう国籍の無い彼らは「そこ」から出る事は出来ず、ボーダーラインが無いはずなのに事実上自由でない。
彼等の微笑ましくも物悲しい姿からは国家・人間・人が帰着すべき共同体、およびその関連について見ていてふと考えてしまったり。
本国送還が決まった黒人の少年ゾラを励ます為にアルチェロは卓上に小さなパリを再現。
そしてその夜、共同体の皆を引き連れてパリの夜景を見るために空港を脱走する。
登場人物たちが思い思いに夜景を眺めるこのシーン、個人的に共感すところもあって少し切なくなってしまったが。
爺も脱走したい|ω・`) 可能性なんてものは求めてはいないが。
しかしこの映画、全体的に不透明なところも多く特にラストシーンは「?」ってなってしまったのも事実だったりする。
ところでスピルバーグの「ターミナル」の原案になったというのは本当だろうか?
MAGNOLIA
「マグノリア」
1999年
これは有名か。
映画史に残る名作とは思わないが個人的に90年代映画の中でも十指に入るくらい好きな作品。
トム・クルーズ、ジュリアン・ムーアが目立つが脇にもなかなか味のある俳優が揃えられている。
久々に見たわけですが何を隠そう、このDVDを何故かまだ持っていない|ω・`)
余談ですがお香の香りではマグノリアが一番好きな著者。
三時間に渡り、多くの登場人物達の多くのドラマが織り成す群像劇。
自身の最後を目前に息子に会う事を望む金持ちの大プロデューサー、彼に対して負い目を感じるその妻、そして看護人。父親と確執のあるセックスマシーンな息子、ガンの長寿人気テレビ番組司会者、彼を恨む娘、彼女に恋する警官、かつて番組に出演した落ちぶれたゲイの元天才少年。周りの大人たちにいいように扱われる天才少年。
偶然は重なり、何処かに欠陥のあるダメ人間達のボロボロな人生が物語が進むにつれて一つの糸に繋がっていく。
画面に引き込まれていくこの演出、そしてそんな人生に苦悩しつつ懸命に生きるキャラクター達に対する愛情ある描写。
そしてラストの締めに「こんな事もあり得る」なんていってあのシュールな神展開を持ってくるか.......
こういう強烈なカウンターが内包された半ば暴走してる映画って最近はほんとないですね。
人によって意見は色々かもしれないけど自分はこういうの好き。
EDクレジットのAimee Mannの「Save Me」もいいですね。(これも一時期スタバでよく流れてたよな....)
ところで監督のP・T・アンダーソン、相変わらず寡作だがどうしたんだ?
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プロフィール
HN:
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年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/04/03
自己紹介:
ブラック・ミュージックと甘いものがあれば最低限生きていけます
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