過去も未来も無い、意識すべきはただこの現在の瞬間のみ
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「時間」というものはいかなる瞬間においても万人に平等に分配されているはずだが年々、「ねじれ」のようなものを感じるようになってきているような気がする。
自分に与えられた時間は他者にとってもまったく同等な性質のものだろうか。切り取った同じ「10分・一時間」でもそれは自分にとっていかなる時でも同等の単位であろうか。
勿論それは個人の意識的な問題であってそれ以上でも以下でもないのかもしれないが。
しかし人はそれ程「時間」の概念というもを絶対的に信頼してよいものだろうか?自分の感覚をも信用できないというのに?
こんばんは|ω・`)
午前中、雪が降って子供のようにテンション上がっていたのにすぐ雨に戻ってしまって
ちーっ(#゜ω゜)
って感じでした。
深夜だというのにカレーが食べたい。
◆本日聴いた音楽
Gil Scott Heron 「Secrets」
チャート・ヒットナンバー、「Angel Dust」を含む78年作。
傑作とされる「Peaces of a Man」の頃に比べるとよりメロウになっています。全編、歌ものとして非常に聴きやすい。
今ひとつ影が薄いように思われがちですが僕は自分が聴いた彼の作品の中では一番好き。シリアス・ブラックサウンド。
ジャケの猫さんもまた素敵|ω・`)
CD化はずっとされていなかったと思うんですが去年リマスターで限定リイシューされたみたいですね。
僕が持っているのはオリジナルですが。
ギルは音楽に表現の場を求めた「詩人」です。71年以降、盟友ブライアンジャクソンと数々の作品をリリース。
ピアノ、ベース、パーカッション、フルート等をベースとしたジャズファンク+ポエトリー・リーディングなギルのスタイルはラップの最も原始的な形とも言われる。
個人的にはギルの音楽性と黒人のゲットーで生まれたラップミュージックを一括りにするのはまた無理があると思うのだが...... 彼の音楽は強引に表現してしまうとすれば「ソウル・ジャズ」です。
しかしギルの作品群は現在サンプリングソースとして国内外のDJ達に非常に人気があり、ヒップホップを語る上で外せない存在であることは確かかもしれない。
また黒人解放運動の時代をバックに書かれた非常にシリアスで重く、ポリティカルな内容を含むギルの詞は初期ヒップホップが持っていた『警告性』と非常にダブることも事実。
70年代後半以降、世の中が軽薄なディスコに浮かれる時代にあっても孤高の詩人兼ミュージシャンは彼独自の音楽路線を貫いた。
目立つヒットが殆ど皆無であったにせよ、彼の音楽が再評価されるのもまたクラブ・サンプリング世代以降になる訳だが。
ところでポエトリー・リーディング・スタイルはビートニク文化の延長として(また60年代を通してはヒッピー・カルチャーの一端として)アメリカでは非常にポピュラーな存在みたいですね。
ニューヨーク・パンクの女王なんて言われたパティ・スミスもデビュー前はヒッピーの吟遊詩人だったんじゃなかったかな確か?
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